
WeDo2.0とは?
「レゴブロック」といえば、子どもたちが、一度は遊んだことあるブロックではないでしょうか。
WeDo2.0は、自分の手で組み立てたレゴブロックを動かすことで、プログラミングとものづくりを体験できる小学生向けの教材です。
あのレゴブロックが動かせる、自分たちが作った作品が動く。
考えただけでワクワクしませんか?
タブレット端末やPCに専用のソフトウェアをインストールするだけで、簡単プログラミングを始められ、レゴブロックを動かすことができます。
レゴブロックで自分オリジナル作品を作るのはもちろんですが、付属のソフトウェアに組立ガイドが収録されているので、安心して簡単に作品組み立て可能。
そして、ただレゴブロックを動かすのではなく、理化学を中心とした子どもたちに身近なテーマがそろっています。
子どもたちは教科書だけでは得られない科学の世界に、直に触れることができます。
課題に取り組み、問題解決のために試行錯誤するうちに、自然と論理的思考力が身についていくことでしょう。
身の回りにある情報技術について学び、新しいアイデアや自分なりの意見を考えるよう促すことで、プログラミングの世界が実体のある、身近な存在へと変化していきます。
あのレゴブロックを通して、このような学習ができるとは、すごいですね。
WeDo2.0には何が入っているの?
基本セットは、「組み立てセット」と「基本ソフトウェア」で構成されています。
組み立てセット
組みててセットとは、自由にモデルを組み立てることができるレゴブロックのことです。
タイヤやギア、プーリーなどのパーツ、センサー、モーターなどが入っています。
内容は専門的に見えるかも知れませんが、一度操作してしまえば、すぐに覚えることができます。
レゴブロック(合計280ピース):
年齢に適した組み立てレベルで子どもたちの興味を引くカラフルなブロック。
スマートハブ(1個)
作成したプログラムをタブレット端末やPCのソフトウェアとBluetoothで通信し、モーター制御とセンサー計測を行う。
WeDo2.0の心臓部。
モーションセンサー(1個)
15㎝以内の障害物を感知するセンサー。
チルトセンサー(1個)
6つの異なる傾きを検知するセンサー。
モーター(1個)
レゴブロックで作ったモデルを動かすモーター。
電池で駆動し、10段階の速さで動かすことができます。
トレー付き収納ケース
長時間保管可能な収納プラスチックケース。
仕分けトレイ用シール
迷子になりやすい細かな部品が多い、WeDo2.0。
このシールで、きちんと片づけができます。
基本ソフトウェア
授業準備のための入門プロジェクト、プログラミングキャンパス、発表のためのノートツールやキャプチャツール、ヘルプパネルなどを装備。
直感的で分かりやすく、使いやすいよう作られています。
入門プロジェクト
入門プロジェクトは、WeDo2.0の基本的な機構を学ぶ4部構成になっています。
プロジェクトの流れに添ってスムーズに学習が進められるように企画されています。
プロジェクトの所要時間は約3時間、各ステージを約45分間ずつで取り組む目安で作られていますが、もちろん自由に調整することができます。
プログラミングキャンパス
アイコンをマウスでドラッグ&ドロップするだけで、直感的にプログラミングが可能。
小学生でも誰でも楽しく簡単にプログラミングを体験することができます。
WeDo2.0で何が作れるの?
WeDo2.0では、レゴブロックとスマートハブやセンサー、モーターを組み合わせて、いろいろなロボットを組み立てることができます。
レゴブロックで作れるものは、無限にあります。
自分が作りたいものを作り、自分が動かしたいように動かせます。
迷ったら、組立説明書にいくつか作品が収録されていますので、それを参照してみてください。
作品には、探査機マイロ、プルロボット、レースカー、地震発生機、カエル、花とミツバチ、水門、ヘリコプター、トラックなどがあるので、これらの作品をもとに身近な生活や科学などの課題の解決などを学べます。
ここで、作品と課題の一部を紹介します。
カエル
おたまじゃくしとカエルの成体のモデルを組み立てて、その違いを比較し考察していきます。
理科の教科書で出てくる内容ですが、それを写真や映像ではなく、自分の手、目で確認していく。
自分で作ったモデルで比較することで、理解度も変わります。
地震発生機
地震を発生させる地震発生機と、さまざまな大きさ、土地の家のモデルを組み立てます。
地震発生気を使って、建物の倒れ方などを検証していきます。
日本は地震国です。
きちんと子どもの頃から、地震の仕組み、危険性や対策を知ることは大切です。
教えることが難しい内容だからこそ、しっかりと時間をかけて理解をしてもらいたいですね。
WeDo2.0のプログラミングのやり方は?
専用アプリ『LEGO Education WeDo 2.0』を使用し、プログラミングをします。
プログラミングと言っても、様々な動作やセンサーからの入力を示すブロックをパズルのように並べるだけ。
簡単ですね。
並べ方は、ブロックをマウスでドラッグ&ドロップをするだけ。
構文、文法をキーボードから入力することがないので、子どもでも直感的にプログラミングができます。
例えば、モータ制御のブロック。
レゴブロックで組み立てた車を走らせる場合、「走る」ブロックを並べるだけ。
その車が、物を検知したら、止まらせる場合、「物を検知した場合」「止まる」ブロックを並べるだけ。
その他にもスピード、回転、継続時間なども組み合わせることができ、自分が作った車が自分好みに走る。
手もリモコンも使わずに走るとは、夢のようですね。
WeDo2.0を使っているロボット教室は?
クレファス(全国100教室)
ロボットアカデミー(東日本38教室)
http://robotacademy.jp/
テディス(千葉3教室)
ブレグランス(東京2教室)
https://www.bragrance.com/
タイムレスエデュケーション(東京都1教室)
プロスク(東京1教室)
http:// pro-sch.co.jp/
アクティビティスクール マリオット(熊本県1教室)
https://www.pc-mario.com/
札幌WEBプログラミングスクール(北海道1教室)
http://小中高校生プログラミングスクール.asia/
まとめ
自分の手で組み立てた、あのレゴブロックを動かせる、楽しさ。
いつもと違うレゴの楽しさを味わえます。
楽しみながら、身近な生活の中の問題や課題に触れ、自分で答えを予想し、調べ、考え、動かすといった一連のプロセスを経験。
これらを通して、子どもたちのプログラミング的思考力を育て、現実の世界で活用できる問題解決力へとつなげていけるWeDo2.0。
サイエンス&プログラミング教材です。