
今回はプログラミング教室の退会率についてご紹介していきたいと思います。
退会とはプログラミング教室を辞めることを意味しますが、実は退会には2つの種類があります。
「卒業退会」と「途中退会」
- 卒業退会:プログラミング教室のカリキュラムをすべて終えたので卒業すること
- 途中退会:コースの途中にも関わらず何らかの理由でプログラミング教室を辞めること
みなさんが関心があるのは「途中退会」ではないでしょうか?途中退会率が高い満足度が低いと思ってしまうので、入会前に知っておきたいですよね。
僕はクレファスで先生として指導していたので、その経験を元にすれば、プログラミング教室の途中退会率は5%以下です。
正確に言えば、4月に入った生徒が3月まで続ける確率は95%。
4月に100人の生徒が新規に入会すれば、3月までいる生徒は95人です。
プログラミング教室を途中で辞める子どもの理由は実に意外なものでした。僕が先生の頃に実際に保護者さんから聞いた話を中心にご紹介します。
プログラミング教室を辞めた本当の原因
プログラミング教室の継続率が高いと言っても、一定数の辞める人がいます。
教室をやめるときは、教室の先生に辞めることと一緒に退会理由も伝えてくれます(もちろん建前的な理由もあるでしょうが・・・)。
僕が保護者さんから直接言われた退会理由をご紹介します。
部活との両立が難しくなった(退会時:中学1年)
プログラミング教室を2年くらい続けていた男の子が中学1年になって退会した例です。
中学生になると毎日部活があるので、プログラミング教室に通うのは部活が終わった後です。
部活が終わる時間が午後6時から7時くらい。その後にプログラミング教室に通おうと思ったら、かなり夜遅い時間になってしまいます。
部活が始まったことで、プログラミング教室に通う時間がなくなり両立ができなくなって退会しました。
送り迎えができなくなった(退会時:小学4年)
プログラミング教室はお母さんの送迎で通ってくる子どもがほとんどです。教室に通うためにはお母さんの協力が必須になります。
お母さんの都合によって送り迎えができなくなったという理由で退会しました。
詳しく聞くと、お母さんが送り迎えをしているのはその子だけでなく、その子の妹も別の習い事に送っていたようです。つまり、習い事のハシゴをしていました。
妹の習い事の時間が変わったことで、送り迎えのスケジュールが変わってしまったようです。これによって時間的にプログラミング教室に送ることができなくなったので、退会しました。
子どもの病気が発覚した(退会時:小学4年)
子どもの落ち着きがないことを不思議に思ったお母さんが子どもを病院に連れて、病気が発覚しました。
重い病気ではないようでしたが、「子どもとゆっくり過ごす時間を大切にしたい」というお母さんの考えで習い事をすべて辞める決断をしました。
旦那が転勤になった(退会時:小学1年生)
夫の転勤による退会です。
もともと全国転勤のある会社にお勤めだったので、転勤のたびに習い事をリセットしていたようです。
子どもが飽きた(退会時:小学1年生)
子どもがプログラミング教室に飽きて、通うことが嫌になったので辞めるという理由です。
この子の場合は、入会した時点でそんなにプログラミング教室へのモチベーションが低かったように記憶しています。
お母さんが教育熱心で、子供のためになるなら何でもさせたいというタイプ。そんなお母さんに子どもが引っ張られて入会したんだと思います。
まとめ
プログラミング教室の退会率と退会理由についてご紹介してきました。
退会率と退会理由をまとめると、
- 退会率は5%以下:100人入会したら1年後に95人になる。
- 退会理由:
- 部活との両立ができない
- 送迎ができなくなった
- 子供の病気
- 旦那の転勤
- 子どもが飽きた
こんな感じになります。
プログラミング教室が退会率が低いので、満足度が高い習い事であることが証明していますね。
プログラミング教室に入会しようと迷っている場合は、まずは体験授業へ参加してみることがいいと思います。
体験授業に参加すれば、プログラミング教室の授業内容や教室の雰囲気を知ることができます。